世界史劇場 フランス革命の激流
初級者向けです。
「ベルサイユのばら」というよく知られた漫画があります(私はほとんど読んでませんが)。その漫画のテーマであるフランス革命をわかりやすく説明してくれています。実のところ、フランス革命というのは革命が起きてめでたしめでたしというものではありません。むしろリビアやエジプトのように、革命というのは起きてからが大変ということが多いです。この本では、フランス革命前の社会から、革命後の動乱がスラスラと頭の中に入ってくると思います。
特徴
・非常にわかりやすいところです。地図や絵が豊富で、それを元に説明があるので、スラスラと理解できます。
・キャラクターのデザインに好き嫌いがあるかもしれません。
・白人に対して人種的偏見があります。本人はノリ的な気分で書いてるだけかもしれませんが、読んでいてあまりいい気分がしません。幸いほとんど無視できる程度ですが。